MOVIE

🎥🎧 abelest + 諭吉佳作/men – 動く物の園

 

 

歌詞

 

  • 《諭吉佳作/men》
    話しても 捉えても
    極極単純に動く
    それがいい
    噛んだり 休んだり
    間違いはなく、決まりのない
    わたしは
    何でも わたしだけ?
    つめたくあたたかい
    世界愛して
    進んだり 戻ったり
    している この空気 振動
    寄せては返す僕らのこと
     
    久しぶり、と思えるほどに近い天井 白い壁
    粒子 空気 吸える透明
    みえるもの
    ああ ここがわたしの部屋だったのに 忘れていたの
    光って体温示していく
    あふれている / ありふれていない
     
    《abelest》
    ワイプする画面
    右から左、左から右
    ふさふさのしっぽを揺らしながら嬉しそうな犬が
    徐々に近づいてはぺろぺろ
    おはよう
    おでこらへんに張り付いた映像がぺろぺろ剥がれゆく
    夢日記を書こうにも
    手綱は燃えた、鳩がないてる
     
    《諭吉佳作/men》
    わたしの手 わたしの目
    ひらひらときょろきょろとわたし
    わたしの思いが動くと、頭へ伝い動き、
    そして流れるようにこの目は「見る」動きで、
    またわたしの思いを動かしている 誤魔化している暇もなく課している 無意識の延長で
    なんてはやい なんてうつくしいの
    憂いも悲しみも自在に
    わたしは動くのだろう らるらりら ら ら らら
     
    《2人》
    プロテイン、プロテイン
    動いて、動いて
    プロテイン、プロテイン
    動いて、動いて
    亀と暮らす日々は奇妙にも繰り返す筋肉〜
    犬と暮らす日々は奇妙にも繰り返す筋肉〜
     
    《abelest》
    また誰かが間違って押したコンティニュー
    日光浴して、おお
    甲羅に良きビタミンのD
    明るい日差し嘘みたいな晴れのもと
    セットのような公園で歌でもどう?どう?どう?
     
    《諭吉佳作/men》
    カメも犬も確かにそこにいて
    本質は同じように「僕ら」である
    のそのそ も とことこ も陸も海も何もかもが
    そう、能動的な創造の繰り返しで成っている
    その方法がわたしを踊らせてくれるかもしれない
    と今は思う
     
    話しても 捉えても
    極極単純に動く
    それがいい
    噛んだり 休んだり
    間違いはなく、決まりのない
    わたしは
    何でも わたしだけ?
    つめたくあたたかい
    世界愛して
    進んだり 戻ったり
    している この空気 振動
    寄せては返す僕らのこと

 

雑記
2019.12.31

 

しまった年末になってしまった!!!
忘れないうちに2019.10.1に発表した「動く物の園 」の雑記を書いとこうと思ったもののズルズルと来てしまいました。
結局全然まとまらなかったんで思いつく限りを書いてそれを区切っただけです…
書くより忘れるスピードの方が早いらしい。もう1年くらい前のように感じてしまっている……1年前は健康……
今、と言ったこの瞬間に、もう過去になっているんですよね〜。
 
こちらが前作の健康という作品です。

 
【共作】
諭吉佳作/menさんとの2作目です。
マルチネCUBEのオファーがトマドさんからきたので「せっかくだしまた1曲作りましょうか」ということから始まりました。
 
9/15 「CUBE」出演者紹介 Vol.1 abelest × 諭吉佳作/men / 長谷川白紙 / tofubeats
 

さてなに作ろう〜??となるわけですが、
前作の「運動」という楽曲にご参加いただいていたので、その設定を引き継いでパラレル健康みたいな作品にするか、それとも単純に歌いたいテーマを決めて全くの新曲を作るか、でとても悩みました。
でもやっぱりいい頃合いだしどうしてもパラレルしたい!ということでわがままをお願いしました。
 

 01 : 立案 / アベ
 02 : コンセプト、方向性 / 2人
 03 : どう作ろう? / 2人
 04 : 作詞 / 諭吉 → アベ
 05 : 作曲 / 諭吉 → アベ
 06 : 仮歌 / 2人
 07 : アレンジ / アベ
 08 : マジ歌 / 2人
 09 : ミックス、マスタリング / アベ
 

ざっくりこんなだったかなと思うけど、数字の間をたくさん行き来したしなかなかしんどい作り方したと思う。
それでも他人と「どう作るか」それ自体を考えられるのはとても嬉しいことですね。
なので今回はトラックも二人で作ってみました。
基本的にこのリズミカルで透明な世界観は諭吉佳作/menさん構築で、僕がその後に肉付けした感じです。
プロジェクトファイルをもらった時、なんて複雑なmidiの打ち込み…!とびっくりしましたがそれが何もかもの動きを再現しているなと。
なんでこんなに楽しげな曲なんでしょうね?
 

【コンセプト】
最初は「とにかく動いて楽しいなあ」くらいの実にとっかかりのないコンセプトでした。
諭吉さん、手がかりがなさ過ぎて困っていましたね。
動く物の園。
人でなくていいですもんね!風でもいい!
しかし設定は健康から断片的に引き継ぎたかったので、今回はコンセプトというより楽曲態度(??)が大事だった。掘り下げて意思疎通する必要があった。
いつもは適当に曲を作ってしまっていますが、映画作りですねこれは。
2019はそういう作り方をたくさんした気がする。
 
ここからなんでパラレル健康なのかぼんやりとした話をします。以下。
 

【忘れる】
詞を書いていたのは7月18日くらいで、ちょうどその頃京都アニメーションが燃えていて、「手綱は燃えた」という言い回しにしました。
 (タヅナってずっと言ってたものの本番でテヅナと発してしまう。)
発表後の10月31日には沖縄の首里城が燃えましたね。
 (実は2019年1月ごろに結構きちんと映像を撮っていたのでもしかすると2020年のどこかで映像化できるかもしれません。)
 
不思議な夢をみて目覚めた朝に忘れないうちに書き起こそうとするものの、目の前の世界を見たり今日の予定について考えたりした瞬間に夢の景色がフワッと消えていく感覚。それに近いなと。
断片が残されていたり、断片も消えてしまったり。
残骸が大した意味も持たずにただただピヨピヨ動いている情景。
「運動」「食事」「睡眠」からかなりの音や言葉をサンプリングしたので注意深く聞いてみてください。
プロッテイン〜プロッテイン〜。
諭吉さんが「わたし」を多用してたり。
 

【ドッキリの看板】
健康はサイクルものになるように作りました。
特に睡眠では、来世や春や明日への期待を描いたので、動く物の園は「夢および天国」というニュアンスが強いのですが、これを「天国=現世」という世界観にしたかった。確かそうだった。
なので最初は風とかでいい!とか言ってたけど、生活感が大事になった。
なっていった。
その過程で諭吉さんとは死生観とか共有したと思います。
まあでも、そんなSFチックにしたい訳ではないのでニュアンスです。
さてそんな「夢および天国」ですが、
朝おきた時ってドッキリの看板を出された感覚になりませんか?
そういう、いきなりドッキリの看板を出される朝というのが今生きている現実なのだと思えるくらい不思議な世界だなっていつも思ってます。
 

【余談、犬】
僕はだいたい実話から派生してからしか歌にできないタイプなのですが、、、
「ふさふさのしっぽを揺らしながら嬉しそうな犬が徐々に近づいてはぺろぺろ」というのは実話ですね。
熊は飼えないので犬にしちゃいましたわ。
寝起きにそんなに嬉しそうにされると、あ〜起きた〜なんだこれは祝福だ。みたいな気持ちになる。
諭吉さんには「スワイプ」の方がいいのではと言われたが、いいえ、尻尾はワイパーだからワイプだと答えました。
「セットのような公園」というのもこれは大濠公園のことですね。
劇場で代表的な動物たちが演劇をしているかのように見えました。ある晴れた日。初夏。
いつか福岡に来られた際にはぜひ来てみてください。
 

【制作】
制作については、頑張ったとしか言いようもないほどに忘れてしまいました。
一音一音丁寧に配置していったんでしょうね。
とにかく音数を増やしたい欲があるのでそれでミックスがめちゃ難しくなるんですねいつも。
ミックス / マスタリングどうですか?
下手だという自負があってそこは諦めているんですがそれでもこれは、、どうかな…
中盤のベースの音色はいい感じに歪ませて好みの音が作れました。
それと雄叫び、、、小さな頃から奇声をあげるのが好きで、録音中に思い出し味をしめ、ボイトレに通い始めました。
日々、訓練として野球部の遠投のような声をあげています。歌はまだまだ先ですね。
それにしても諭吉さんの最後のパートの何だろうこの駆け抜ける気持ちの良さ。伸びやかさ。
一番好きなパートです!!
あっそうだ、この曲、構成がハンバーガーのようになっていまして、最初と最後にしかサビがないんです!!
 

【映像について】
説明が大変なのであきらめます!
赤ちゃん可愛いでしょ。糸山くんの家いいな〜。
これは実は数年前りーさんのMVを撮影したあの子達なんですよね。布団がめくれるところが好き。

また一人と、そして新メンバーも加入して。園を形作ってますね。
そしてマナホさんには本当に素晴らしい踊りをしていただいた。
最後のシーンとか本当に。
撮影してたら勝手に湖に入っていってしまったので僕もけんちゃんと必死でカメラを回してました。
着替えとかないのに。
ページの最後にマナホさんの映像載せたのでみてね。
朝日も最高だったな。
 

【アートワークについて】
 

Artwork by 諭吉佳作/men

 
コレはせっかくなので諭吉さんにお願いしたのですが、普段、顔よく書かれていてその顔が好きだなあとただそれだけの理由でした。めっちゃ気に入ってます。
鳩という存在自体面白いし、それが飛び出してきているのがね、また面白い。
顔の中にいろんなものが動いていますね。
カシューナッツみたいな髪も気に入ってる。
 

【終わりに】
そういえば、「むげん・」とリリースがたまたま時期が重なってしまったが、これがとても素晴らしく、今年イチ感動したと思う。
二人がふわっと出たり入ったりするのが波とか呼吸みたいだなと。
普段カラオケなど行かないけど、でたら歌いたいですね。
 
そんな感じで締めにしますが、
2020の抱負はMVのように起きて朝日をみるというのを日課にすることですかね。
光って体温を示していきたい
一ヶ月ほど前にフリーランスをやめて会社員になるという人生一大イベントがあったので、2020は健康的な生活を送ることになるだろう。
会社員といっても友達同士でやっているので、とても楽しく日々過ごしています。
初めてビジネスビジネスした世界観に住み始めたわけですが、脳の構造も変わってきてしまっていると思う。
上手にやっている人はすごいな。
それでもやっぱり音楽を作るのは大好きで、だから作る時間を作ろうと最近努力しています。
今はまじで適当な曲が作りたい。
もう〜いくつ〜寝ると〜お正月〜
明日ですね、良いお年を。
 

  • ■諭吉佳作/men
    2003年生まれ16歳。
    静岡県で、詞と曲と音をつくって歌っています。
     
    2020年の抱負
    健康にそこそこ気をつけつつ音楽をつくりつつしゃきっと生きていきたいです
     
     ・Twitter
     ・Eggs
     ・Blog
     ・好きなおしぼたん
     ・諭吉佳作​/​men – 別室で繭を割った (abelest Remix)
     


     
     
    ■Manaho Shimokawa
    下川愛帆 1991年福岡県出身。
    17歳で単身ドイツへバレエ留学。
    のちにオーストリアはウィーンに渡り、コンテンポラリーダンス科を専攻。22歳で学士号と共にウィーンコンセルバトワール (現: Musik und Kunst Privatuniversität der Stadt Wien)を卒業。
    南アフリカはケープタウンではアフリカのモダンダンスの母と呼ばれるGermaine Acognyの元で学び、Baxter Theaterにて舞台を踏む。
    障害者でありながらも振付家であるMichael Turinskyとはオーストリア、スイスをツアーで回り、ベルリンでは”No Limit festival”に出演。
    Jérôme Belの”GALA” ウィーン版出演。ヨーロッパ5カ国共同で企画された”Rive”や”Dancing Museum”にもオーストリア代表として参加。
    Jacqueline Kornmüllerが監修を務める「Ganymed」などの出演に際しオーストリア国内では、美術史美術館、ベルベデーレ宮殿、ウィーン美術アカデミー絵画館など多数の美術館で踊っている。
    同じフィールドの振付家だけではなく、ボディペイント、ビジュアルアート、写真家、音楽家達とコラボレーションの域を広げていく。
    音楽バンドINCUBUSやSofa SurfersなどのPV出演。
    自身初監督作品ショートフィルム「祝祭」そして第二作「A Last One in Color」も近年公開を控える。
    画家Leo Stopferとのコラボレーションも注目を集め、ジャンルの広さを物語る。
    2016年に徳永 二男主催宮崎国際音楽祭にダンスソリストとして出演し、NHK「クラシック倶楽部」で徳永氏との対談と共演が放送、幾度か再放送されている。
    引き続き2017年も「子供の為の音楽祭」にダンスソリストとして出演。
    Aleksey Igudesmannと共にVadim Rapin主催Trans-Siberian Art Festivalでロシアツアー。
    Igudesmannとの共演はMAD (Music And Dance)と親しまれ、Vogue the Violinなどのレパートリーはコンツェルトハウスにて公演、映像収録された。
    オーストリアORF国営放送ではKulturMontagの枠で番組”Du Kunst Mich”に出演。MAD新作「kitchen dance」を披露。
    また若手バイオリニストYury Revichとは同大学時代より切磋琢磨し合い、今では学友協会をはじめとし、ウィーンはベルベデーレ宮殿、センパデポなどの名だたる舞台で、ギリシャはアテネなどでも共演を重ねる。
    現在オーストリアはウィーンに住み、ヨーロッパを中心に世界を回る。
    モデルとしてはオーストリアでKURIERの表紙、フランスでは携帯会社ORANGEの広告にも起用された。
    日本では、若い世代に国際的な視野を持って欲しいという願いを込めて、学生に向けての講演会も精力的に行う。